キジは消えた

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キジは消えた

【速報3】でご紹介したこの写真の大きな樹の周辺や、
左手の造成されてしまった辺りには、
毎年春、キジが卵を産みに来たそうです。

キジは消えた
佐鳴湖さまが、この付近で撮影された、キジ。
サントリー 日本の鳥百科 キジ


キジは地上性の鳥なので、よほど緊急なとき以外は飛ばず、
歩いて移動しますし、巣も地面に作るそうです。

ですから、キジが抱卵する場所は、
他の鳥たちにも、とても安全な場所だったといえるでしょう。

2年前に、この樹の右手近辺の整備以来、キジはいなくなりました。


キジは消えた


では、静岡大学の艇庫・合宿所・桟橋工事が行われたら、
今まで、予定地の入江で狩をしてきたミサゴたちは?


キジは消えた


予定地の入り江は、段子川(だんずがわ)と新川に挟まれていますが、
新川は、まだ上流からの湧水の恩恵があるそうです。
だから水の透明度が高く、上空から魚の姿が見えやすいので、
魚を主餌とするミサゴが狩をするのだそうです。


キジは消えた
なお、ミサゴは環境省のレッドリストで、準絶滅危惧種に指定されているとのことです。


佐鳴湖で唯一
ミサゴたちに残された 餌を得る場所を

カワセミたちが 辛うじて生きている場所を

かつて富塚町のひとびとが
「子供たちに残そう」と守った
新川の清水が流れ込む

最後の自然湖岸を
守りませんか



明朝、【速報4】をお届けします。
どうぞご覧ください。


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