ヨシ刈りに参加しました

カテゴリー │ヨシ

先週土曜日(11/9)、佐鳴湖のヨシ狩りに初参加しました。



台風で当初の予定より2週間後に変更になったため、
残念ながら小中学生の参加がなく、
全体的にいつもより少ない人数だったようです。
それでも、一般の参加者や企業のCSR活動で参加された方に加えて、
県土木事務所や入野漁協さんなどの他、
佐鳴湖北岸の工事スタッフさんも加わって、頼もしい集まりでした。

浜松水辺を愛する会の方たちが、
ヨシ笛作りと、カメたちの違いの展示をしてくださっていました。
4種のカメの見分け方、しっかり教わりました。(^^)



開会式では、参加の各団体から選りすぐられた方による
「ヨシ刈り劇団」が、佐鳴湖の生き物に扮し、
ぶっつけ本番でヨシ刈りが佐鳴湖に果たす役割を説明。
体当たりで大奮闘!



ラジオ体操で身体をほぐしたあと、4つの班に別れて、分担。
はじめてでも大丈夫、ヨシ刈りのコツを実演して教えてくれます。


初参加の県土木の方が、あまりよくない例を担当

企業のCSR活動でリピート参加の方が、よい例を担当


刈ったヨシは、再利用のために束ねます。
機械でウィーンと刈っていくと、束ねにくくなるので、手刈りです。



水辺までざくざく刈りすすめていくと、
こんなふうにヨシの小さな「島」が見えてきます。


ヨシの根元にぎっちりと土が詰まっていました。
「ヨシの根元にこんなふうに泥が堆積していくんですね!」
とスタッフの方が驚きの声をあげてらっしゃいました。



刈ってわかる、ヨシの根元にいろいろとゴミが。
(昔はソファーとか50ccバイクなどの大物が出たこともあったそうです。)
ペットボトルとお菓子の袋が多い。
何故かマンダムのコロンの空きビンなぞも。
今回はジュースなどの缶は少なかったようです。

ちまちまと落ちている袋の切れ端、ビニールのゴミ、
ペットボトルの蓋なども視覚的ノイズなので、
ふだん拾えないぶん、いそいそと拾いました。
(うう、いつもごみ袋を持ち歩いて、時間にゆとりを持って行動すればいいんですよね。。 )



もちろん休憩も充分に取りながら、
無駄なくさくさくと進行していきました。


先日、静大工学部での「サイエンスカフェ」で、
戸田三津夫先生が
「ヨシは、窒素とリンは地下茎に入れて、枯葉には残っていません。
だから、枯れてからではなく、青々とした葉を刈るのが理想的です」
とおっしゃっていたので、こちらの記事です
試験的に、何年間かは青々とした時期に刈ってみて、
水の数値を比較してみるのもいいかも。。


途中休憩時の岸辺。



後半の岸辺。



広々したところで作業するのも、
そこが目に見えてサッパリしていくのも気持ちよかったです。

この日の午後は、はまなこ環境ネットワーク主催の
浜名湖ラムサール条約シンポジウの見学会に参加したかったので、
私は早退させていただいたのですが、
このヨシ刈りの様子、いつも自転車で佐鳴湖一周されている sunboyさんが、
一部始終をスカッとまとめてくださってます。
今日は佐鳴湖でボランティアの皆さんで葦狩りの日でした・・・/
Sunboy Freeflight on Twitter



広い空の下、とっても良い汗をかきました。
来年もまた、参加したいと思います。


皆様、心よりありがとうございました!


そして‥、ヨシについて思うことを明日UPしようと思っています。
ご覧いただけましたらとても嬉しいです。


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