シジミ・干潟・桟橋

カテゴリー │【速報】2/23 説明会へ向けて

【追記】 漕艇を漕ぎ出せる条件についての記載に
未確認なものがありましたので、
その部分を削除させていただきます。
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2月23日の、
県と静岡大学による現地説明会のチラシの地図写真。

静岡大学艇庫の桟橋予定地の印の、左ななめ下の水面に、
ぼんやりと、青い四角が見えるのが気になっていました。
なので、Yahoo地図で確認してみました。


Yahoo地図へは こちらから


ここは、
シジミの生育実験を永年、緻密・地道に行っている場所だと伺いました。

地図写真で青く見えるのは、それを覆う網なのです。

シジミ・干潟・桟橋
@hamawebさま撮影


ここは、佐鳴湖の中でも珍しく、
干潟になるところだと聞きます。
浜名湖からの潮の満ち引きの影響で
砂地が現れたり隠れたりする、
佐鳴湖唯一の、天然の干潟なのだそうです。

また、準絶滅危惧種のミサゴの狩り場でもあります。
シジミ・干潟・桟橋
シジミ・干潟・桟橋
1/27 @eitokさま撮影
シジミ生育実験場の網のすぐ傍で狩をするミサゴ


新川の湧水地を守りぬいてくださった
富塚の住民の方々のおかげもあり、
水が綺麗だからこそ、
シジミの生育実験が可能な場所なのであり、

水が綺麗なため、上空から魚の姿が見えやすく、
魚を主餌とする、ミサゴが餌を得ることのできる、
佐鳴湖に唯一残された狩り場でもあるのですね。


シジミ・干潟・桟橋
@hamawebさま撮影 佐鳴湖で育ったヤマトシジミ


このように、永年にわたる、住民・市民の大きな努力の継続によって、
この自然環境が守られてきているのです。



佐鳴湖のなかでも、
特に希少価値のあるこの場所のど真ん中に、
県と静岡大学は、漕艇部の桟橋を作ろうとしています。


県によると
「浮き桟橋にして環境に配慮」
とのことですが、
実際には「湖底を掘る」
と公聴会でおっしゃいました。
ますますの自然破壊になってしまいます。


23日の現地説明会では、県から
どのように自然環境に配慮した建築をするのか
という説明もされるようですが、


その前に
土地の選定の段階で、
自然環境に
どれだけご関心がおありでいらしたのか。。。



私たち住民は、
そこに疑問を持っています。

私たちは静岡大学の艇庫を移転することには、
反対していません。


ただ、
漕艇部の学生さんのお気持ちを考えてみてください。
佐鳴湖唯一の干潟であり、
最後に残された貴重な野鳥生息地を破壊してまで、
練習したくなるでしょうか。


学生さんが、おおらかに、
県民・市民と交流しながら、
胸を張って練習できる場所を選んではどうでしょう。


土地を買収なさった費用も、
お建てになる費用も、
私たちが納めた税金です。


チラシにあるように、
「私たち住民の理解を得たい」とお考えならば、
私たちが理解できるように、
予定地選定を考えなおしていただけませんか。



私たち県民・市民は
「あぁ、あのとき、
静岡大学、静岡県、浜松市の関係者の方たちは
よく自然を守ってくれた」
と感謝したい

という気持ちを
誰でも持っているのです。



感謝する用意は、
すでに出来ております。(^^)






引き続き、ご協力を!!
あなたの心を、
クリック、閲覧、拡散数で
静岡大学、静岡県・浜松市の行政のみなさまへ届けよう!!
お願いします!


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