1/17公聴会での静大漕艇部・喜多教授と川端専門監の言葉

カテゴリー │1/17 公聴会の様子

※ご無礼な表現を改め、
県民・市民の願いとして、用地の保護を提案させていただきました。
ご海容いただき、どうぞよろしくお汲み取りくださいませ。



決して私(当ブログ筆者) は、静大ボート部の施設をつくるな、などとは思っていません。

佐鳴湖にただひとつ残された、人工でない、
自然な湖岸を残してほしい。

それだけなのです。

1/17公聴会での静大漕艇部・喜多教授と川端専門監の言葉

1月17日の公聴会で、静岡大学漕艇部・顧問の喜多教授は
「県の斡旋する場所が、最も公的に良い場所だとして薦められたものとして、
県に協力する意味で、その場所に賛同しました」
とおっしゃいました。

公聴会後、喜多教授は、
「予定地は、多くの市民やボランティアの方々が、佐鳴湖を愛し、自然保護活動に努力してきた、
貴重な保護すべき場所だとわかりました。
多くの市民の方々から、長く後ろ指をさされるような場所は避けたい。
県に、最適な場所を薦めて欲しい。」
とおっしゃいました。

また、静大漕艇部の関係者として参加された、
静岡県資材課の方は、

「佐鳴湖が県民の皆さんの善意で支えられていることがよくわかった。
学生にも、佐鳴湖ボランティアの必要性を伝えていきます」

と、きわめて良識あるお言葉を伝えてくださいました。



1/17公聴会での静大漕艇部・喜多教授と川端専門監の言葉
(@hamawebさま撮影の、予定地の湖岸。)
こちらではもっと大きくご覧いただけます


どのように場所の選定がなされたのでしょう。


実際に、県の担当の方たちには、
佐鳴湖の実態について、
足を運んでご自分の目で確かめて頂きたく願います。


どれだけの人が、佐鳴湖に親しんでいるか、
どれだけのボランティアグループがあるのか。

野鳥の姿を求めて、県外からもカメラ愛好家が訪れ、
三脚がずらりと並ぶのは、馴染みある光景です。


1月17日の公聴会では、「民間の業者に任せました」との返答。
ご自分たちの眼と足で確かめられたかどうかは、
言及されませんでした。

1/17公聴会での静大漕艇部・喜多教授と川端専門監の言葉


佐鳴湖は、私たちが、自然や野鳥たちに親しめ、
心癒されるかけがえのない場所です。

官民一体の努力によって、水質は改善してきました。

しかし、そのほかにも、
有言無言のボランティアの人々によって、
佐鳴湖があることを忘れてはなりません。

公聴会後、
県浜松土木事務所・用地課の川端明 専門監は、その点に対して
「認識不足でした」と、
誠実なお言葉を語られました。


ならば、計画を変更してはどうでしょうか。


「県が買い取った積極的な保護区域」とすれば、
全国に先駆けた、自然保護のモデルケースとなります。

県民も大いに納得し、心から協力するでしょう。


1/17公聴会での静大漕艇部・喜多教授と川端専門監の言葉


予定地のそばには、河口付近から、
葦の原が佐鳴湖中央へ、長くのびています。
漕艇場から、桟橋が湖面中央に向けて建設されます。

したがって、葦の原と、野鳥たちの自然な営みは、破壊されます。

1/17公聴会での静大漕艇部・喜多教授と川端専門監の言葉


河口付近の野鳥たちの自然な営みを少しでも守るため、
現在の漕艇部施設の場所に、建設するのはどうでしょうか。



この記事の、佐鳴湖北岸でのミサゴのハンティングの様子と、カワセミの写真は
country walker 様のブログより、ご了解を得てお借りいたしました。

なお、@hamawebさまによりますと、
ミサゴは環境省のレッドリストで準絶滅危惧種に指定されているとのことです。



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この記事へのコメント
通りすがりの近隣住民ですが、佐鳴湖の自然が守られることを願っています。
民間業者任せという回答はいただけないですが、県や市の上に立つ人のいいそうなことですね。 
Posted by JohnnyJohnny at 2013年01月24日 03:36
失われた自然は二度と元には戻らない。自然と景観保護のために「自然湖岸を守ろう」の趣旨に賛同します。
Posted by country walker at 2013年01月24日 08:47
隣県のもですが、佐鳴湖の自然が守られることを願っています。
これだけ成熟した今の日本で自然保護やEcoをないがしろにした開発など、まったく未来や将来の子供たちのことを考えていないのと同様の様に思えます。
陰ながら応援しております。
Posted by 神奈川県民 at 2013年01月24日 11:45
佐鳴湖に堤防を作り、湖畔住民を災害から守る事のほうが大事である。静岡大学には一日でも早く計画の場所に移転していただき、堤防を早く完成させてほしい。
Posted by 地元のゴンベイ at 2013年01月24日 22:38
◎Johnnyさま、コメントありがとうございます!力づけられました。

落ち着いて考えなおすと、喜多教授も、県の資材課の方も、川端専門監も、とても誠実なお言葉を返してくださっています。

友人が「行政の担当者と話をしていると、ひとりの人としては、同じように自然を守りたい人も多いよ」と話してくれました。

また是非、お越しになってくださいね。応援よろしくお願いします!
Posted by wakabawakaba at 2013年01月25日 00:33
◎country walker さま
美しいお写真のご快諾、ありがとうございました。

浜松の南区にお住まいの方と話していたら、
「馬込川の河口も、堤防ができたら、カワセミいなくなっちゃいましたよ」とおっしゃっていました。

コメントいただき嬉しいです。今後ともよろしくご支援くださいませ!
Posted by wakabawakaba at 2013年01月25日 00:33
◎神奈川県民さま
お越しいただき、感謝です。
おっしゃる通りですね。土地も自然も有限なのに。。。

でも消費生活に慣れている自分に対して、
時々ジレンマを感じます(^ ^;;

また是非、お越しくださいませ。お待ちしております!
Posted by wakabawakaba at 2013年01月25日 00:36
コメント管理画面の操作に慣れておりませんでしたので、
お返事の表示が遅くなりました。
ごめんなさい!
Posted by wakabawakaba at 2013年01月25日 16:27
佐鳴湖北岸の静大ボート部艇庫の建設計画が明後日に決定されようとしている
と聞き、仰天しました。
あの辺りは貴ブログに書かれている通り、大切に
保護すべきエリアだと思います。
計画の再検討を希望します。
Posted by 新米鳥追っかけ人 at 2013年01月28日 01:30
新米鳥追っかけ人さま、ありがとうございます!
お返事が遅くなりまして、大変失礼いたしました。
そう、仰天しますよね!!

今回、メールやファクスで行政の方々に思いを届ける、ということは
確実に力になるのだな、と学びました。

新米鳥追っかけ人さま、明晰な文才をお持ちですね。
もしよろしければ、ぜひ^^
Posted by wakabawakaba at 2013年02月01日 22:16
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