お昼をいただいた後は、牡蠣屋さん見学へ。
舞阪には牡蠣の卸業者さんは、30軒ほどあるそうです。
そんなにたくさんあるとは!
「舞阪養かき組合」のそばにある水揚げ場。
この石畳は、なんと江戸時代から残るものだそう。
毎朝、水揚げした牡蠣をリヤカーに乗せて、
この斜面をポンポン(50ccバイク)で引き、それぞれの牡蠣屋さんへ運ぶのだそうです。
リヤカーぎりぎりの道幅の路地の奥に、牡蠣屋さんが。
土曜日なので、作業は午前中のみ、ということで、
パートのお母さんたちが数人でテキパキ牡蠣むきされる様子は見られませんでしたが、
おかみさんが、ほかほか出来たてのカキ蒲で歓待してくださいました。
これ、美味しい! 大人気。
醤油と、砂糖かみりん、日本酒で、
生の牡蠣をさっと数分炒めるようにするだけ。
牡蠣の出汁がしっかり。
ぷりん、としてます〜♪
これを白ごはんの上にのっけたら、「かき蒲丼」ですね。。
(あぁ、食べたい♪)
息子さんが、牡蠣むきを実演してくださいました。
舞阪と新居では、牡蠣のむき方が違うんですって。
この牡蠣むきのプロ用出刃は、ウン千円するそうです。
「一度ためしに、100円ショップのを使ってみましたけど、すぐ欠けました」って。
こんなふうに、舞阪の裏路地に、静かに牡蠣屋さんが点在しています。
今季の牡蠣のシーズンは「今月の23日くらいまでかな」。
午前中に訪ねていけば、小売もしてくださるそうです。
ご一緒したみなさんとも一体感がでてきて楽しいですが、
舞阪文化センターに戻り、解散。
ありがとうございました。
海抜2.8mって。佐鳴湖北岸は2.6mなんです。。
解散後、缶コーヒーを飲んだのですけれど。
しばらくして、缶コーヒーの味が口の中から消えた後、
牡蠣屋さんでいただいた、牡蠣蒲の味がゆったりと口の中にひろがるんですね。
浜名湖の牡蠣は不思議です。
でも、いちばん心に残るのは、舞阪の皆さんの熱意。
どこか飄々と案内してくださった、
「はまなこ里海の会」のKさん、スタッフの方はじめ、
漁業長さん、遊船組合長さん、
お昼を作ってくださったお母さんたち、
牡蠣屋さんのおかみさんと息子さんたち、皆さんから、
「浜名湖を楽しんでほしい、
是非もっと知って欲しい」という、
素朴でやさしい熱意を感じました。
地域の力ってすごい。。
ありがとうございました。
こんな充実したイベントが、参加無料なんですよ。
平成25年度の活動は
こちら。
水産庁の助成を得て、さらに2年間、
平成27年度まで継続するそうです。
是非、参加してみてください。
そして弁天島の潮干狩り、
GWには期間限定で復活するそうです。
祭りもいいけど要チェック!!
【番外編】
拾ってきたカキ。
トンカチでいらない殻を打ち砕き、金だわしでゴシゴシ。
う〜ん、やはり海藻が残り、このくらいが限界。
牡蠣屋さんの店先に黒々と積みあがっていた養殖もののようにはいきません。。
「ふわっとラップをかけて、電子レンジで1個あたり2分」
と教わったけど、
オーブンレンジが牡蠣殻を金属と認識して働いてくれず、
フライパンで蒸すことにしました。
1センチほど水を入れて(やや入れすぎ?)、沸騰してからブクブクと5分蒸しました。
開いた☆
11個中、8個開いたよ。
。。。ぷるんとして美味。。。
小さなカニさんも入っていました。
この写真じゃ、美味しさが伝わりにくいかな?
でも、味に正直な家族も「おいしい☆」と即答してました。
牡蠣さん、ありがとう。
ごちそうさまでした!